【ドル円予想】MACD売りサイン点灯も米英休場で本日は見送りを推奨する理由
ドル円60分足チャート分析:MACDデッドクロス発生もトレンドは不透明
画面左側からの強い上昇トレンドはすでに勢いを失い、現在は158円台後半から159円台前半でのレンジ相場、もしくは調整の下落局面に移行しています。60分足において一方向への明確なトレンドが出ている状態とは言えません。
MACDは売りサインだが移動平均線は不十分
テクニカル指標を確認すると、MACDライン(赤色)がシグナルライン(白色)を上から下へ抜けており、明確なデッドクロス(売りサイン)が確定しています。
しかし、移動平均線(MA)の状況を見るとエントリーには不十分です。短期線(5期間)が中期線(25期間)および長期線(75期間)を下抜けるデッドクロスは発生したものの、中期線は依然として長期線の上を推移しています。下降トレンドのパーフェクトオーダー(短期<中期<長期)が形成されていないため、トレンド転換の過渡期であり優位性が低い状態です。
ボリンジャーバンド-2σ到達による反発リスク
さらに、ボリンジャーバンドの幅が収縮傾向にあり、値動きそのものが細っています。ローソク足がすでにボリンジャーバンドの-2σ(158.813)付近に到達しているため、ここからの新規売りはサポート反発のリスクが高く推奨できません。トレンドを牽引するほどの十分な動きは見られないと判断します。
5月25日のファンダメンタルズ:米英休場による薄商いリスク
テクニカル面に加え、本日はファンダメンタルズの観点からもトレードに適さない環境です。
メモリアルデー等の休場がもたらす流動性低下
本日(2026年5月25日)は、米国が「メモリアルデー(戦没者追悼記念日)」、英国が「スプリング・バンク・ホリデー」のため、両国の金融市場が休場となります。ロンドンおよびニューヨーク市場のメインの市場参加者が不在となるため、市場の流動性が著しく低下します。
薄商い時のスパイク(突発的な値動き)の危険性
このような薄商い(閑散相場)では、明確なトレンドが発生しにくいのが特徴です。一方で、小口の注文や突発的なニュースでレートが不規則に飛ぶスパイクの危険性が高まります。テクニカル指標が機能しにくくなるため、ルールの前提環境として極めて不適切と言えます。
本日のトレード戦略:総合判定は「WAIT(見送り)」
以上のテクニカル分析およびファンダメンタルズ分析から、本日の総合判定は【 WAIT(見送り) 】とします。
マイルール厳守で資金を保全する
マイルールの最重要項目である「明確なトレンド」と「パーフェクトオーダー」が欠落していることに加え、米英休場による薄商いという悪条件が重なっています。MACDの売りサインは点灯していますが、ここでエントリーすることはマイルールからの逸脱であり、期待値の低いギャンブルトレードになってしまいます。
明日以降の戦略と注目ポイント
本日は資金の保全を最優先とし、相場を静観しましょう。明日以降、市場参加者が戻り、60分足で再度パーフェクトオーダーを伴う明確なトレンドが形成されたタイミングで、改めて分析を行いエントリーポイントを探ることを推奨します。

