マクドナルド株主優待とは?内容・権利確定月・使い方を解説
日本マクドナルドホールディングス(証券コード2702)の株式を保有すると、優待食事券がもらえることをご存知でしょうか。この記事では、マクドナルドの株主優待の内容や使い方を中心に、対象条件・権利確定月まで2026年8月時点の公式情報をもとに整理しました。これから株主優待を活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- マクドナルド株主優待(優待食事券)の内容と対象条件
- 権利確定月と優待食事券が届くまでのスケジュール
- 優待食事券の使い方・注意点とメリット・デメリット
マクドナルド株主優待(優待食事券)の内容とは

マクドナルドの株主優待は、東京証券取引所スタンダード市場に上場する日本マクドナルドホールディングス株式会社(証券コード2702)が実施している制度です。優待品は「株主ご優待券」と呼ばれる食事券で、バーガー類・サイドメニュー・ドリンクのお引換券がそれぞれ6枚ずつ、合計18枚がセットになって1冊にまとめられています。
■ ここがポイント
お引換券は1枚ずつ切り離して使えるため、複数人での食事にも使いやすい優待です。期間限定商品や朝マック商品もお引換え対象に含まれます(一部商品・時間帯を除く)。
優待食事券は現金券のような使い方ではなく「セットメニューのバーガー・サイド・ドリンクをそれぞれ1品と交換する」形式のため、通常のセット価格帯の商品であれば実質的に無料で食事できる点が特徴です。
マクドナルド株主優待をもらうための対象条件と必要株数

マクドナルドの株主優待をもらうには、毎年6月30日および12月31日現在の株主名簿に100株以上の保有が記載され、かつ継続して1年以上保有していることが条件です。「継続して1年以上保有する株主」とは、同一株主番号で3回以上連続して100株以上の保有が記載・記録されている株主を指します。保有株式数に応じた優待品は次のとおりです。
| 保有株式数 | 継続保有期間 | 優待品 |
|---|---|---|
| 100〜299株 | 1年以上 | 株主ご優待券1冊 |
| 300〜499株 | 1年以上 | 株主ご優待券3冊 |
| 500株以上 | 1年以上 | 株主ご優待券5冊 |
なお、株主番号が変わると送付対象から外れてしまう点には注意が必要です。相続による名義変更、婚姻・転居に伴う住所変更、証券会社の変更やNISA口座への切り替えなどが、株主番号変更につながる可能性のある事例として挙げられています。心当たりがある場合は、利用中の証券会社に確認しておくと安心です。
権利確定月と優待食事券が届くまでのスケジュール

マクドナルドの株主優待の権利確定月は6月と12月で、権利確定日はそれぞれの月末です。優待食事券が実際に手元へ届くタイミングには数か月のタイムラグがあります。
6月末の権利確定分は9月下旬に順次発送され、12月末の権利確定分は配当関係書類とあわせて翌年3月末に順次発送されます。発送はみずほ信託銀行から通常郵便で行われるため、案内よりも到着までに時間がかかる場合がある旨も公式サイトで案内されています。株式を購入するタイミングによっては、優待が届くまで半年以上待つケースもあるため、スケジュール感を把握したうえで検討することをおすすめします。
マクドナルド株主優待食事券の使い方と注意点

優待食事券は日本国内のマクドナルド店舗で利用できます(一部利用できない店舗があります)。ここでは、券の種類ごとの使い方とハッピーセットとの引き換え方法を整理します。
バーガー類・サイドメニュー・ドリンクお引換券の使い方
バーガー類お引換券は、セットのバーガーに選べる商品(期間限定商品・朝マック商品を含む)いずれか1つと交換できます。サイドメニューお引換券も同様に、セットのサイドから1品を選んで交換可能です。サイズのある商品はS・M・Lから選べます。ドリンクお引換券はセットのドリンクから1品を選べますが、マックシェイクとマックフロートは販売時間内(10:30〜翌1:00)のみの対応で、McCaféのスムージー・フラッペやマックカフェバイバリスタ販売商品は対象外となっています。
ハッピーセットとの引き換え方法
ハッピーセットと引き換える場合は、バーガー類お引換券・サイドメニューお引換券・ドリンクお引換券をそれぞれ1枚ずつ同時に利用します。3種類の券がそろって初めてハッピーセット1つ分と交換できる仕組みです。
⚠ 注意
優待食事券は、デリバリーサービス・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスク(タッチパネル式の注文端末)では利用できません。有効期限は券面に記載されており、期限を過ぎると利用できなくなります。また、優待食事券の転売は禁止されています。
マクドナルド株主優待のメリット・デメリットと今後の展望

メリット
最大のメリットは、日常的に使いやすい食事券である点です。全国のマクドナルド店舗で利用でき、券は1枚ずつ切り離せるため、家族や友人と分け合って使うこともできます。また、100株からエントリーできる間口の広さも魅力です。
デメリット・注意すべきリスク
一方でデメリットもあります。100株を取得するための最低投資金額は約76万円(2026年7月24日時点の参考株価)で、優待株としては安くありません。300株・500株の優待を受け取るには継続して1年以上の保有が必要で、条件を満たさないと1冊分しか受け取れません。加えて、配当利回りは0.84%程度(2026年7月24日時点、みんかぶ調べ)にとどまり、高配当株としての魅力は高くありません。優待内容は企業の判断で将来変更・縮小される可能性がある点も踏まえておきましょう。
今後の展望
配当方針としては、2027年度に株主資本配当率3%を目標として掲げ、2026年度の年間配当は1株あたり64円が予想されています(2026年8月時点の公式発表ベース)。ただし、株主優待制度そのものの将来方針については会社側から明確な言及がなく、他社では株主優待を廃止する事例も出ています。優待廃止の事例解説の記事も参考にしてみてください。優待制度や配当方針は今後変更される可能性があるため、投資を検討する際は必ず最新の公式情報をご確認ください。
まとめ

マクドナルドの株主優待は、100株の保有で優待食事券1冊(バーガー類・サイドメニュー・ドリンクのお引換券が6枚ずつ)がもらえ、300株・500株以上と継続保有1年以上の条件を満たすことで、より多くの冊数を受け取れる制度です。権利確定月は6月・12月、優待食事券は日本国内のマクドナルド店舗で使えますが、デリバリーやモバイルオーダーでは使えないなどの制約もあります。イオンの株主優待の記事もあわせてご覧ください。
この記事のまとめ
- ✓ 100株保有(1年以上継続)で優待食事券1冊、300株で3冊、500株以上で5冊がもらえる
- ✓ 権利確定月は6月・12月末。優待の到着は9月下旬または翌年3月末
- ✓ デリバリー・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスクでは利用不可
本記事の内容は2026年8月時点の情報です。優待内容・配当方針・株価や配当利回りなどの数値は変更される場合があるため、投資を検討する際は必ず日本マクドナルドホールディングスの公式IRサイトで最新情報をご確認ください。本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
よくある質問
マクドナルドの株主優待は何冊もらえますか?
100株保有(1年以上の継続保有が条件)で優待食事券1冊、300株で3冊、500株以上で5冊がもらえます。保有株数が増えるほどもらえる冊数も増える仕組みです。
優待食事券はいつ届きますか?
権利確定月は6月末と12月末の年2回です。優待食事券の到着時期は、6月権利確定分が9月下旬ごろ、12月権利確定分が翌年3月末ごろが目安になります。
優待食事券はどんな場面でも使えますか?
店内やドライブスルーでの利用はできますが、デリバリー・モバイルオーダー・セルフオーダーキオスクでは利用できません。利用できる注文方法が限られている点は事前に確認しておくとよいでしょう。

