家計簿ノートの書き方【3ステップ】費目・締め方も解説

家計簿ノートの書き方が分からず、買ったノートを開いたまま手が止まってしまう初心者の方は少なくありません。フォーマットも費目の分け方も月末の締め方も自己流で進めると迷いが増え、最初の1〜2週間で挫折してしまうケースが多くあります。この記事では、今日から書き写せるノートのフォーマット例と費目の決め方、月末の締め方までを、手取り25万円のモデルケースの数値例とあわせて解説します。

あいちゃん
あいちゃん
家計簿用のノートを買ったのはいいけど、何をどう書けばいいのか全然わからなくて…結局白紙のままなんです。
実はノートの家計簿は、書く前に「フォーマット」「費目」「締め方」の3つだけ先に決めておくと、迷わずに書き進められるんですよ。この記事で順番に見ていきましょう。
dogarse
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この記事でわかること

  • 家計簿ノートを書く前に決めておく3つのこと
  • 今日から書き写せるノートのフォーマット例
  • 手取り25万円のモデルケースで学ぶ費目分けと月末の締め方

家計簿ノートを書く前に決めておく3つのこと

ノートとペンと家計簿の項目リストが並ぶイメージ写真

ノートを開いてすぐに書き始めると、途中でフォーマットを変えたくなったり、費目の粒度がバラバラになったりして続けにくくなります。書き始める前に、次の3つだけ先に決めておくと迷いが減ります。

1

締め日を決める。毎月1日〆にするのか、給料日基準の25日〆にするのかを最初に決めます。給料日と合わせておくと、収入と支出の対応が分かりやすくなります。

2

1ページに何を書くかを決める。日付・費目・内容・金額の4項目だけに絞ると、手書きでも書く手が止まりにくくなります。

3

費目の数を決める。最初から10項目以上に分けようとせず、3〜5個の大分類から始めるという選択肢があります。

この3つを最初に紙の隅にメモしておくだけで、ページごとに書き方が変わってしまう事態を防げます。家計簿の基本的な決め方については家計簿の正しいつけ方でも詳しく解説しています。

今日から書き写せるノートのフォーマット例

ノート1ページに日付・費目・内容・金額の4列を書いたフォーマット例の図解

市販の家計簿ノートを使わず、普通の無地・方眼ノートでも次のような列を書くだけで、手書き家計簿として十分に機能します。1行1支出のシンプルな形式です。

書く内容 記入例
日付 支出があった日 7/3
費目 固定費・変動費・特別費のどれか 食費
内容 何に使ったかを一言で スーパーで食材
金額 支出額(円) 1,200

ページの一番下に「今日の合計」の行を1本足しておくと、1日ごとに使いすぎに気づけます。罫線ノートなら定規で列を引くだけで作れるため、専用の家計簿ノートを買う必要はないという選択肢もあります。列を増やしすぎると1件書くのに時間がかかり、それ自体が挫折の原因になりやすいため、慣れるまでは4列以上に増やさないことをおすすめします。

市販の家計簿ノートには、あらかじめ費目欄や集計欄が印刷されているタイプもあります。自分で列を考えるのが面倒な方は、そうした既製品のフォーマットをそのまま使うのも一つの方法です。どちらを選んでも、書く項目を4つ前後に絞るという考え方自体は変わりません。

費目(項目)の分け方は「ざっくり」でいい

固定費・変動費・特別費の3分類を示す図解イラスト

■ ここがポイント

費目は完璧に分けようとせず、まずは「固定費」「変動費」「特別費」の3つの大分類だけで始めれば十分です。細かい分類は続けながら後から足せます。

固定費とは

家賃・通信費・保険料など、毎月ほぼ同じ金額が出ていく支出です。一度書き出せばノートへの記入は月1回で済むため、家計簿の中でもっとも手間がかからない部分です。

変動費とは

食費・日用品・交際費など、月によって金額が変わる支出です。手書き家計簿で毎日書き込む対象はほぼこの変動費に集中します。

特別費とは

冠婚葬祭・家電の買い替え・旅行費用など、毎月は発生しないものの年に数回まとまって出ていく支出です。特別費専用のページをノートの最後に1枚用意しておくと、急な出費で家計が崩れたと勘違いしにくくなります。

この3分類だけでは物足りなくなってきたら、変動費の中に「食費」「日用品」「交際費」といった小分類を足していく順番がおすすめです。最初から細かく分けると挫折しやすく、続けながら必要な分類だけ増やすほうが結果的に長く続きます。

費目分けをもっと詳しく知りたい方は家計簿の項目分け、ざっくりでいい理由もあわせてご覧ください。

手取り25万円・一人暮らしのモデルケースで書いてみる

手取り25万円一人暮らしのモデル家計を示す家計簿ノートのページ例

実際にノートへ書き込むイメージを持てるよう、手取り25万円・一人暮らしを想定したモデルケースの数値例で見てみます。以下はあくまで一例であり、家賃相場や生活スタイル、居住エリアによって金額は大きく変わるため、ご自身の数字に置き換えて参考にしてください。

費目 分類 月額(モデルケース)
住居費 固定費 68,000円
通信費・保険 固定費 11,500円
食費 変動費 35,000円
水道光熱費 変動費 11,000円
日用品 変動費 4,500円
交際費・娯楽 変動費 25,000円
特別費(積立) 特別費 10,000円

このモデルケースでの支出合計は、68,000円+11,500円+35,000円+11,000円+4,500円+25,000円+10,000円=165,000円です。手取り収入が250,000円なので、250,000円−165,000円=85,000円が、その月にノートの記入から分かる貯蓄可能額になります。

家計簿ノートを書く一番の目的は、支出額そのものより「収入-支出=いくら残ったか」を月末に自分の手で計算できることにあります。

月末の締め方と挫折しないための3つのコツ

電卓を使って家計簿ノートを月末に締めているイメージ写真

ノートは書きっぱなしにせず、月末に「締める」作業まで行って初めて家計簿として機能します。締め方の手順は次の3ステップです。

1. 費目ごとに月合計を出す

ページを最初から見直し、費目ごとの金額を電卓で足し上げます。1件ずつ足すのが面倒な場合は、費目ごとに蛍光ペンで色分けしておくと合算しやすくなります。

2. 収入から支出合計を引いて余剰を出す

先ほどのモデルケースのように、収入−支出合計の計算をノートの最後に必ず書きます。この1行がその月の家計簿の結論にあたります。

3. 前月と比較して気づきをひと言メモする

「今月は交際費が多かった」など、感想を1行添えるだけで十分です。分析より先に、まず月をまたいで続けることを優先するという考え方もあります。

⚠ 注意

手書きのノートは電卓での集計ミスやレシートの紛失による記入漏れが起こりやすい方法です。金額があわない月は、無理に原因を突き止めようとせず「誤差◯円」として次月に進めるくらいの割り切りも必要になります。

それでも続けるのが負担に感じる場合は、毎日書かずに週1回レシートをまとめて記帳する、固定費だけ先に埋めておくといった代替案もあります。挫折しやすいポイントの対処法は家計簿の挫折から立て直す5つのコツで詳しく解説しています。逆に、3ヶ月ほど手書きで続けられて集計作業がかえって負担に感じてきた場合は、費目を自動で分類できるアプリへ移行するという選択肢も出てきます。

まとめ

家計簿ノートを閉じて満足そうにしているイメージ写真

家計簿ノートの書き方に迷ったときは、完璧なフォーマットを探すより、締め日・記入項目・費目の数の3つを先に決め、日付・費目・内容・金額の4列だけで書き始めることが近道です。月末には収入から支出合計を引いて余剰を出す締めの作業まで行うことで、ノートは「書くだけ」から「家計を把握する道具」に変わります。まずは1ヶ月、ざっくりとした費目分けで書き切ることを目標にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 書く前に「締め日・記入項目・費目の数」の3つを決める
  • フォーマットは日付・費目・内容・金額の4列で十分
  • 月末は「収入-支出合計=余剰」を計算して締める

よくある質問

家計簿ノートは何を最初に決めればいいですか?

書き始める前に「締め日」「記入項目」「費目の数」の3つを決めておくことが大切です。ここを決めずに書き始めると、途中でフォーマットが定まらず挫折しやすくなります。

家計簿ノートの費目はどれくらい細かく分ければいいですか?

最初から細かく分ける必要はなく、「ざっくり」で十分です。費目を増やしすぎると記録の手間が増え、続けるのが負担になります。まずは大まかな分類から始め、慣れてきたら必要に応じて細分化する進め方が無理がありません。

月末の締め方はどうすればいいですか?

「収入-支出合計=余剰」というシンプルな計算で締めるのが基本です。手取り25万円のモデルケースのように、具体的な数値例に沿って一度計算してみると、自分の家計にも当てはめやすくなります。

執筆者:dogarse(FXトレード歴8年・家計簿歴8年)
資金管理の失敗から立て直した実体験をもとに、投資と家計管理を実践目線で書いています。
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