先取り貯金のやり方は?初心者でも失敗しない4ステップを解説

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毎月「余ったら貯金しよう」と思っているのに、気づけば使い切ってしまう。そんな人にこそ知ってほしいのが、給料日に先取り貯金で自動的にお金を確保する方法です。初心者でも仕組みさえ作れば、自然と貯まっていきます。

あいちゃん
あいちゃん
毎月「余ったら貯金しよう」と思ってるのに、気づいたら使い切っちゃうんです…先取り貯金ってよく聞くけど、具体的に何から始めればいいんですか?
実は先取り貯金は、専用口座を分けて振替を自動化するだけで、初心者でも今日から始められるんです。今回はその具体的なやり方を4ステップで解説しますね。
dogarse
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この記事でわかること

  • 先取り貯金と普通の貯金の違い
  • 初心者向け先取り貯金のやり方4ステップと、給料に対する目安
  • 置き場所の選び方(NISA制度の位置づけ含む)と挫折しやすいポイントの対策

先取り貯金とは?普通の貯金との違い

給料日にすぐ一定額を貯金用口座へ移す先取り貯金の仕組みを示した見出しイラスト

先取り貯金とは、給料が入ったらすぐに一定額を貯金用の口座へ移し、残ったお金の範囲で生活する貯金方法です。一般的な「余ったら貯金する」やり方とは順番が逆で、貯金分をあらかじめ生活費から切り離してしまう点が最大の特徴です。

「余ったら貯金」がうまくいきにくいのは、手元にお金があるとつい使ってしまう行動の癖があるためです。先取り貯金は、貯金に回すお金を最初から目に見えないところへ移すことで、この癖に頼らずに貯蓄額を確保できる仕組みです。「意志の強さ」ではなく「仕組み」で貯めるという考え方が、先取り貯金の本質だといえます。

似たような言葉に「天引き貯蓄」がありますが、これは勤務先の財形貯蓄や社内預金を通じて給与から自動的に差し引かれる仕組みを指すことが多く、先取り貯金はそれを自分で口座を分けて再現する、より広い意味での貯め方だといえます。

先取り貯金と合わせて、支出を3つの財布に分けて管理する方法を取り入れると使い過ぎをさらに防げます。詳しい管理術は「3つの財布」の家計管理で解説しています。

先取り貯金のやり方【初心者向け4ステップ】

目的の設定から自動振替までの先取り貯金4ステップを示した見出しイラスト

先取り貯金のやり方自体は難しくありません。以下の4ステップで仕組みを整えられます。

ステップ1:貯金の目的と目標金額を決める

最初に「何のために」「いつまでに」「いくら」貯めるのかを決めます。旅行資金・結婚資金・生活防衛資金など目的が明確なほど、途中で取り崩したくなる誘惑を抑えやすくなります。

ステップ2:生活費とは別の専用口座を用意する

普段使う口座と先取り貯金専用の口座を分けます。同じ口座のままだと生活費と混ざって使ってしまいがちなので、デビットカードやキャッシュカードを持たない口座にすると引き出しにくくなります。

ステップ3:給料日に合わせて自動振替を設定する

給料日の翌日など入金直後のタイミングで、先取り貯金用口座へ自動で振り替わるよう銀行の自動送金サービスを設定します。勤務先に財形貯蓄制度があれば、それを使うのも有効な選択肢です。

ステップ4:残ったお金で家計簿をつけて調整する

先取り後に残った金額を生活費として使い、家計簿で実際の支出を記録します。最初の1〜2ヶ月は赤字になりやすいので、先取り額を無理のない範囲に調整していきましょう。家計簿のつけ方はまず決めるべき3つのことで紹介しています。

この4ステップのうち、初心者がつまずきやすいのはステップ3の自動振替の設定です。給料日と振替日が近すぎると引き落としと重なって残高不足になることがあるため、振替日を1〜2日後にずらすと安心です。また、先取り額はボーナスや昇給のタイミングで定期的に見直す仕組みにしておくと、収入が増えても貯蓄率を維持しやすくなります。

先取り貯金はいくらから?給料に対する目安

手取り収入の10〜20%を目安にした先取り貯金額の考え方を示した見出しイラスト

先取り貯金の目安としてよく言われるのは、手取り収入の10〜20%程度です。たとえば手取り25万円であれば、10%にあたる2万5,000円を先取りすると年間30万円の貯金になる計算です。

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家賃や通信費などの固定費の水準によって続けられる割合は変わるため、まずは5%程度から始めてボーナス月や昇給のタイミングで引き上げるのが現実的です。固定費の見直しが済んでいない段階で高い割合を先取りすると変動費ばかりを削ることになるので、先取り額を上げる前に固定費を一度洗い出しておきましょう。

■ ここがポイント

先取り貯金の割合は「一気に高い目標を設定して挫折する」より「少額で続けて後から増やす」ほうが、初心者には失敗しにくい進め方です。

先取り貯金の置き場所は?口座選びとNISA制度の位置づけ(2026年8月時点)

先取り貯金を始めたばかりの段階では、置き場所は生活費と分けた普通口座で十分です。金利の高さよりも「口座が物理的に分かれていること」のほうが重要で、デビットカードを紐づけない口座にすると、うっかり使ってしまうリスクを減らせます。勤務先の財形貯蓄制度を使う場合、非課税限度額や条件は勤務先の窓口や厚生労働省の案内で確認してください。

生活防衛資金が確保できたら、その先の選択肢として新NISA制度が候補に挙がります。先取り貯金が「減らさない置き場所」なのに対し、NISAは「増やす代わりに元本割れリスクを受け入れる制度」です。金融庁の制度概要(2026年8月時点)では、つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円、併用で年間最大360万円まで投資でき、非課税保有限度額は生涯1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)、非課税保有期間は無期限で口座開設期間も恒久化されています。詳細は金融庁や金融機関の最新情報で確認しましょう。

挫折しないための注意点とデメリット

先取り額を高く設定しすぎて生活費が不足するデメリットを表した見出しイラスト

先取り貯金には知っておきたいデメリットもあります。先取り額を高く設定しすぎると生活費が不足し、クレジットカードの支払いが厳しくなったり、貯金用口座から引き出してしまったりします。不定期な支出を考慮せずに先取り額を決めると、月の途中で資金がショートしやすくなります。

特に注意したいのは、生活費不足をリボ払いや後払いサービスで穴埋めしてしまうケースです。口座残高が増えても、カードの支払いが別の口座で膨らめば実質的には借金を増やしているだけになりかねません。先取り額は直近2〜3ヶ月分の支出を家計簿で確認してから決めましょう。

こうした失敗パターンは、家計簿が続かない原因ともよく似ています。挫折の理由や続けるコツは挫折の原因と5つのコツも参考にしてください。

⚠ 注意

先取り貯金の前に、生活費3〜6ヶ月分の生活防衛資金を確保しておくと、急な出費があっても取り崩さずに済みます。

先取り貯金で資金が確保できた後の「増やす」段階の考え方は、前述のNISA制度の解説もあわせて参考にしてください。

まとめ

先取り貯金の4ステップと手取りの5〜10%から始めるコツをまとめた見出しイラスト

先取り貯金は、給料日に一定額を先に別口座へ移し、残ったお金で生活する仕組みです。目的と目標金額を決め、専用口座を用意し、自動振替を設定したうえで、残った金額を家計簿で管理する。この4ステップを守れば、意志の強さに頼らずに貯金を続けられます。まずは手取りの5〜10%程度から始めてみてください。

この記事のまとめ

  • 先取り貯金は給料日にすぐ一定額を別口座へ移す貯金法
  • やり方は「目標設定→専用口座→自動振替→家計簿調整」の4ステップ
  • 目安は手取りの10〜20%だが、まずは少額から始めるのが失敗しないコツ
  • 置き場所は普通口座で十分。財形やNISAは制度と条件を確認してから検討する

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資は元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の判断と責任で行ってください。

よくある質問

先取り貯金と普通の貯金はどう違いますか?

普通の貯金は「余ったら貯金する」という順番になりがちですが、先取り貯金は給料が入ったらすぐに一定額を貯金用口座へ移し、残ったお金で生活する方法です。手元にお金があると使ってしまう行動の癖を先に断ち切れる点が特徴です。

先取り貯金はいくらから始めればよいですか?

目安としてよく言われるのは手取り収入の10〜20%ですが、いきなりその金額から始めると生活費が不足しやすくなります。まずは手取りの5〜10%程度から始め、無理なく続けられそうか様子を見ながら金額を見直していくのが現実的です。

先取り貯金で貯めたお金の置き場所は、NISA口座でもよいですか?

先取り貯金の段階では、まず普通口座で十分です。ある程度資金が確保できた後の「増やす」段階として、NISA制度の活用を検討する順番が無理がありません。NISAは元本保証のある制度ではないため、制度の内容と条件を確認したうえで検討してください。

執筆者:dogarse(FXトレード歴8年・家計簿歴8年)
資金管理の失敗から立て直した実体験をもとに、投資と家計管理を実践目線で書いています。
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