家計簿エクセルテンプレート完全ガイド【無料DL&自作】

家計簿をつけたいけれど、市販のアプリでは費目を自由にカスタマイズできず物足りないと感じていませんか。この記事では、家計簿エクセルテンプレートの入手方法から、SUM・SUMIF関数を使った自作の作り方、挫折しないための工夫まで、今日から実践できる形で解説します。

あいちゃん
あいちゃん
家計簿アプリを使ってるんですけど、費目を自分好みに増やせなくてちょっとモヤモヤするんですよね……
実はエクセルなら費目も集計方法も自由に作れるんです。SUMやSUMIFといった関数を使えば、合計計算も自動でできますよ
dogarse
dogarse

この記事でわかること

  • 無料で使える家計簿エクセルテンプレートの入手方法
  • SUM・SUMIF関数を使った自作テンプレートの作り方
  • 手取り25万円のモデルケースと、挫折せず続けるコツ

家計簿をエクセルで管理するメリット・デメリット【アプリ・手書きとの違い】

エクセル家計簿とアプリ・手書き家計簿を比較するイメージ図

家計簿の付け方には、アプリ・手書き・エクセルの3種類が代表的です。エクセルは無料で始められ、費目や集計方法を自分の生活に合わせて自由に設計できる点が最大の特徴です。一方で、入力や関数の設定に多少の手間がかかるため、自分に合っているかを見極めてから取り組むことをおすすめします。

エクセル家計簿のメリット

費目を自分の生活スタイルに合わせて自由に増減できる点、SUM・SUMIFなどの関数で集計を自動化できる点、そして多くの人がすでにパソコンに導入済みで追加費用がかからない点が挙げられます。グラフ機能を使えば支出の推移を可視化しやすいのも利点です。

エクセル家計簿のデメリット

レシートを見ながら手入力する手間はアプリの自動連携ほど省けません。またパソコンでの操作が前提になりやすく、外出先でスマホからさっと入力したい人には不向きな面があります。ファイルの保存場所を誤ると、うっかり消してしまうリスクがある点にも注意が必要です。

「そもそもアプリと手書きどちらが自分に合っているか迷っている」という方は、アプリと手書きのタイプ診断もあわせて参考にしてみてください。

無料で使える家計簿エクセルテンプレートの入手方法

無料の家計簿エクセルテンプレートをダウンロードする画面イメージ

自作する前に、まずは無料テンプレートを試して自分に合う形式を探るのも近道です。2026年7月時点では、主に次の3つの入手先があります。

  • Microsoftの公式テンプレート集(Microsoft Create):Excel・Word標準の家計簿テンプレートが複数公開されており、Excelから「ファイル」→「新規」→テンプレート検索で見つけられます。
  • Googleスプレッドシートのテンプレートギャラリー:ブラウザだけで使え、スマホアプリからも編集できるため、外出先での入力に強みがあります。
  • 自治体・金融機関・家計相談サービスが配布するテンプレート:家計改善を目的に設計されているものが多く、費目分けの参考にもなります。

⚠ 注意

個人サイトなどで配布されているテンプレートをダウンロードする際は、提供元が信頼できるかを確認し、不明なマクロ(自動処理プログラム)が含まれていないかをチェックしてから開くようにしましょう。

既製テンプレートを使ってみて「もう少し自分の費目に合わせたい」と感じたら、次の章で紹介する自作の手順に進むとスムーズです。

家計簿エクセルテンプレートの自作方法【SUM・SUMIF関数の具体例】

エクセルの家計簿表にSUM関数とSUMIF関数を入力しているイメージ

自作といっても難しい操作は不要です。基本の表を作り、2つの関数を覚えるだけで自動集計ができるようになります。

1. 基本の表を作る

1行目にシートタイトル、2行目に「日付」「費目」「金額」の見出しを入れ、3行目以降にデータを入力していきます。費目はまず「家賃」「食費」「水道光熱費」など大まかな分類にとどめておくと、入力の手間が減って続けやすくなります。

2. SUM関数で支出合計を出す

金額の列(例:C3セルからC13セルまで)を合計するには、空いているセルに次のように入力します。

=SUM(C3:C13)

これだけで、指定した範囲の金額がすべて自動で合計されます。電卓を使わなくても、入力するたびに支出合計がリアルタイムで更新されるのが大きな利点です。

3. SUMIF関数で費目別に集計する

「食費だけいくら使ったか」を知りたいときはSUMIF関数を使います。費目の列がB3からB13、金額の列がC3からC13の場合、次のように書きます。

=SUMIF(B3:B13,"食費",C3:C13)

これは「B3からB13の中で"食費"と書かれている行を探し、対応するC列の金額だけを合計する」という意味です。費目ごとにこの関数をコピーして書けば、費目別の内訳表が自動で完成します。

4. 複数月をまとめて管理するならSUMIFS関数

1つのシートに何ヶ月分もデータをためていく場合は、日付から月を取り出す補助列を作ると便利です。D列に=TEXT(A3,"yyyy/mm")と入力してコピーすると、日付が「2026/07」のような月表示に変換されます。そのうえで、特定の月かつ特定の費目だけを集計したいときは次のように書きます。

=SUMIFS(C:C,B:B,"食費",D:D,"2026/07")

SUMIFSは「合計したい範囲、条件1の範囲と条件、条件2の範囲と条件」の順に書く関数で、複数の条件をすべて満たす行だけを合計してくれます。月ごとの費目別支出を比較したいときに役立ちます。

なお、レシートを1件ずつ手入力するのが負担になる場合は、クレジットカードや銀行のCSV明細をコピー&貼り付けしてから費目を入力する運用にすると、入力の手間を減らせます。

モデルケースで見るエクセル家計簿の運用例(手取り25万円・一人暮らし)

手取り25万円一人暮らしのモデルケース家計簿エクセル運用イメージ

実際にどう使うのかイメージしやすいよう、手取り25万円・一人暮らしのモデルケース(あくまで一例です)で見てみます。

費目 金額(円) メモ
家賃 70,000 固定費
食費 30,000 自炊中心を想定
水道光熱費 10,000 固定費
通信費 8,000 固定費
日用品 5,000 変動費
被服費 8,000 変動費
交際費 15,000 変動費
趣味・娯楽 12,000 変動費
医療費 3,000 変動費
保険 5,000 固定費
お小遣い 20,000 変動費

この11項目をC3セルからC13セルに入力し、=SUM(C3:C13)を組むと支出合計は186,000円と算出されます。手取り25万円からこの支出合計を差し引くと、残りは64,000円です。このモデルケースでは、貯蓄60,000円・予備費4,000円(60,000円+4,000円=64,000円)に振り分けたと仮定すると、貯蓄額は年間で60,000円×12ヶ月=720,000円になる計算です。あくまで一例であり、実際の貯蓄額は収入や生活環境によって大きく変わる点にご注意ください。

■ ここがポイント

支出合計をSUM関数で自動計算しておけば、毎月「今月はいくら使ったか」を電卓なしですぐに確認でき、貯蓄に回せる金額の見通しも立てやすくなります。

エクセル家計簿を挫折せずに続けるコツ

家計簿エクセルを無理なく続けている人のイメージ

エクセル家計簿はつくり込むほど便利になりますが、つくり込みすぎると入力が負担になり、続かなくなる原因にもなります。続けることを最優先に考えるなら、最初は「ざっくり」から始めるのがコツです

費目を絞ってざっくり管理する

費目を10個以上に細かく分けると、入力のたびにどの費目か迷って手が止まりがちです。まずは5〜7個程度の大まかな費目にとどめ、慣れてきたら少しずつ増やす方が長続きします。項目分けの考え方は家計簿の項目分け、ざっくりでいい理由で詳しく解説しています。

入力する日を週1回など固定する

毎日つけようとすると、忙しい日に入力を忘れて挫折しやすくなります。レシートをためておき、週末にまとめて入力する日を決めておくと、無理なく継続しやすくなります。

テンプレートを固定して毎月コピーするだけにする

一度作った表やシートは、毎月ゼロから作り直すのではなく、シートごとコピーして日付と金額だけ入れ替える運用にすると、作業時間を大幅に短縮できます。関数はコピーしても参照範囲が自動でずれるため、そのまま使い回せます。

それでも続かないと感じたときは、原因を切り分けて対策を変えることが有効です。家計簿が続かない原因とコツもあわせてご覧ください。

まとめ

家計簿エクセルテンプレートのまとめイメージ

家計簿エクセルテンプレートは、無料テンプレートをそのまま使うか、SUM・SUMIF・SUMIFSといった関数を組み合わせて自作するかで、自分の家計に合った管理方法を選べます。まずは既製テンプレートで試し、物足りなくなったら自作に切り替えるのも一つの進め方です。続けることを最優先に、費目を絞る・入力日を固定するといった工夫を取り入れてみてください。

この記事のまとめ

  • 無料テンプレートはMicrosoft・Googleスプレッドシート・自治体配布などから入手できる
  • 自作するならSUM(合計)・SUMIF(費目別)・SUMIFS(月×費目別)の3つの関数を覚えれば十分
  • 費目を絞る・入力日を固定するなど「ざっくり運用」が挫折を防ぐ最大のコツ

よくある質問

家計簿エクセルテンプレートは無料で手に入りますか?

Microsoft公式やGoogleスプレッドシート、自治体が配布しているテンプレートなど、無料で入手できる選択肢が複数あります。既製のテンプレートを使えば、ゼロから作らなくてもすぐに家計簿を始められます。

家計簿をエクセルで自作する場合、どんな関数が必要ですか?

SUM(合計)、SUMIF(費目別集計)、SUMIFS(月×費目別集計)の3つを覚えれば十分です。複雑な関数を使いこなす必要はなく、この3つの組み合わせで基本的な集計はカバーできます。

エクセル家計簿を挫折せずに続けるコツはありますか?

費目を絞り込み、入力するタイミングを固定するなど「ざっくり運用」を意識することが最大のコツです。完璧な集計を目指すよりも、続けやすい仕組みを優先したほうが、結果的に長く継続できます。

執筆者:dogarse(FXトレード歴8年・家計簿歴8年)
資金管理の失敗から立て直した実体験をもとに、投資と家計管理を実践目線で書いています。
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